The Anesthetic Management of Three Patients with Polymyositis/Dermatomyositis

Keisuke TAKADA; Hisami AOE; Yasuhiro ASAO; Masato MAETA; Yoshiaki MASHIMA

doi:10.2199/jjsca.11.628

皮膚筋炎,多発性筋炎3例の麻酔経験

高田啓介, 青江尚美, 浅雄保宏, 前田正人, 真嶋良昭

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ジャーナルフリー

1991 年 11 巻 5 号 p. 628-631

DOI https://doi.org/10.2199/jjsca.11.628

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抄録

われわれは皮膚筋炎,多発性筋炎合併患者3例の麻酔を経験した.本疾患は全身の筋を侵し筋力低下,筋萎縮をきたすほか,咽喉頭筋や心筋あるいは肺にも病変を形成するため,麻酔上のリスクは高い.術前評価にあたっては特に心肺系因子,すなわち呼吸筋障害による換気不全,間質性肺炎や肺線維症による呼吸不全,咽喉頭筋障害による誤嚥性肺炎,心筋障害による心不全,不整脈,伝導障害などに注意が必要である.また麻酔方法,筋弛緩薬の使用,感染症対策にも配慮が必要である.

責任著者(Corresponding author)

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