日本臨床細胞学会雑誌
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子宮腟部細胞診により悪性細胞を検出した初期卵管癌の1例
小林 昭夫
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1971 年 10 巻 2 号 p. 267-270

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抄録
卵管癌は, 女性々器原発癌の中でももっとも稀な疾患とされている.その報告はOrthmann(1888年) に始まり, 本邦では佐野(1917年) を嚆矢としている.本症の診断はむずかしく, 特に早期診断はきわめて困難といわれている.
また近年細胞診の発展も著しいが, 卵管癌での検出率は低く, その有用性, 方法が論議されている.今日, 子宮腟部細胞診によって異型細胞を検出しえた卵管癌の1例を経験したので報告する.
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