2009 年 11 巻 3 号 p. 289-294
高知県幡多地域で、「脳卒中地域連携クリニカルパス(脳卒中連携パス)」を1年間運用した結果を報告するとともに、運用結果を検討し、「脳卒中連携パス」の適応基準の改定、新たな「脳卒中病診連携パス」の導入等、脳卒中の地域連携体制の見直しを行った。
「脳卒中連携パス」は148名に適応され、パス終了56名、中止61名、急性期入院中5名、回復期入院中26名であった。
「脳卒中病診連携パス」は2008年6月23日から、運用開始し、2009年4月30日までに、登録されている23連携医療機関中、20施設、74名に101回パスが適応された。25名が2回目、2名が3回目のパスシートが発行されている。