2005 年 7 巻 2 号 p. 59-65
アウトカム評価とはクリニカルパスの妥当性の評価であり、設定したアウトカムと実際がどれほど合致しているかを判断するものである。そして個々のアウトカムを評価するばかりでなく、アウトカム同士の関連を評価することにより、クリニカルインディケーターが把握できる。クリニカルインディケーターの評価は医療の質の評価として重要である。またその結果をベンチマークすることにより医療の質の向上が図れる。一方バリアンス分析は、発生要因を検討することにより、アウトカム達成率の改善およびアウトカム改善の提案を行うものである。その結果、医療の質が向上することになる。このようにアウトカム評価とバリアンス分析を正しく理解して推進していくことが重要であり、その実際を、TUR-Pを例に提示した。