抄録
最近,英語教育にCALLを使用する例が増加しできている.CALLは,LLとコンピュータの二つのシステムをあわせたものであり,カセットテープやビデオなどに加えて,インターネットでWebを利用したり,さまざまな情報の収集やメールの交換などを活用することによって,英語教育のみならず,他の教科においても利用出来る可能性を持っている.このCALLを用いて,大学における英語教育で実践を行い,その成果について分析を行った.具体的にはインターネットの翻訳サイトの利用,Webを利用した教育支援システム上でのディスカッションの利用などである.授業の後のアンケート結果では,学生の高い評価が得られた.
