プログラミングの学習カリキュラムおよび指導方式を、これまでの文法の講義を中心とした教科並列型の一斉指導方式から、文法を厳選した演習中心の直列型個別化指導方式に改め、1年課程のクラスで実験授業を行った。それは段階的にレベルアップするように設定された演習問題でプログラムを作成することを続ける過程において、これまで以上にプログラム作成の実践カ、レビューなどに必要なコミュニケーション能力、仕事全般における自己管理能力をより効果的に開発することを目指したものである。本稿では、その実践報告と今後の課題について述べる。