頭頸部外科
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原著
STEINER把持鉗子と薄型マリアブルバイポーラ鑷子のTOVSへの使用経験
戎本 浩史大上 研二槇 大輔
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2017 年 27 巻 2 号 p. 217-221

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抄録
TOVSでは鉗子類や内視鏡の限られた術野での操作が求められる。機械の干渉は手術操作の妨げとなり,不十分な止血は術野の視認を妨げるため,円滑な手術操作のために新規デバイスの導入は不可欠である。今回われわれは,新たにSTEINER把持鉗子と薄型マリアブルバイポーラ鑷子を導入した。
STEINER把持鉗子は十分な把持力を持ちつつ取り回しが良好で,内視鏡との干渉が少ない。薄型マリアブルバイポーラ鑷子は十分な有効長と上下方向への可鍛性を持ち,出血部位を確実に焼灼できる。いずれも良好な手術環境の構築に有用と考えられた。
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© 2017 特定非営利活動法人 日本頭頸部外科学会
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