頭頸部外科
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当科での頸部郭清術における手術手技教育
吉本 世一川端 一嘉三谷 浩樹米川 博之別府 武福島 啓文佐々木 徹新橋 渉酒井 昭博塚原 清彰折田 頼尚吉田 昌史
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キーワード: 手術手技, 教育, 頸部郭清術
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2007 年 17 巻 2 号 p. 187-192

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抄録

 頭頸部外科医の不足を解消するためには研修医を効率的に教育していく必要がある。当科では最初は基本的な手術器具の使用法の習得が重要と考え,メス,電気メス,ハサミ,ペアンなどの器具を確実・安全に使用できるようトレーニングを指導している。また実際の頸部郭清術におけるいくつかの教育的なポイントを述べた。研修医に早くから術者を担当させることで,術前の画像診断の能力を高め,手術手技と術後創部合併症との詳細な関連付けが行われ,また助手として入る手術にも効果的なアシストができるようになると思われる。ひいては頭頸部外科医としての意欲向上につながっていくと考えられるが,そのためには指導医の技量が何より不可欠である。

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© 日本頭頸部外科学会
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