農業土木学会誌
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水田・畑の治水機能評価
国土に必要な治水容量の農地・ダム・森林による分担
志村 博康
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キーワード: 治水計画, 総貯水量, 貯留
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1982 年 50 巻 1 号 p. 25-29,a1

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抄録

水田・畑・森林等がどの程度の貯水容量をもっているかを, 概算ではあるが, 国土的スケールで求め, 既設ダムの洪水調節容量と比較した. 次いで国土保全上どれだけの貯水容量が必要であるかを概算し, その必要貯水容量を水田・畑・森林・ダム等で, 将来, どのように分担する必要があるかを明らかにした. 得られた分担割合には, 森林68%, ダム17%, 農地 (水田と畑) 15%で, 農地の貯水機能が無視できないことが明らかになった.

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© 社団法人 農業農村工学会
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