農業土木学会誌
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メッシュ法による土量計算の問題点とその適正化
村山 忠一
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キーワード: 改良山成畑, 地形測量, 盛土
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1986 年 54 巻 2 号 p. 119-125,a1

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抄録

改良山成工の土量計算方法の一つ, メッシュ法は, 測定メッシュを大きくするに従って計算土量が小さくなる傾向がある。今日これは誤差の問題とされているが, 実はメッシュの四隅のデータの平均計算で, プラスデータとマイナスデータが相殺しあうことに原因する量の見落しがある。現場でいう (メッシュ内土量) がこれであって, この解明をしながら, メッシュ法におけるデータ処理の基本問題を考察する。

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© 社団法人 農業農村工学会
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