1993 年 61 巻 1 号 p. 21-24,a1
最近のマイクロコンピュータの発達により, 降雨観測も電池式記録計の開発がなされ, 短時間降雨の長期間における自動計測が可能となってきている。しかし, そのデータ形式には一貫性がなく, 製造会社別に異なっているのが現状である。このデータをグラフ化する場合, 市販のグラフ化ソフトが多くあるがそのデータ形式とも異なるため, フロッピーディスクにあるデータを再度打ち込む事熊も発生している。
そこで, 降水量観測システムを紹介すると同時に, 現在広く使用されている表計算ソフト “ロータス1-2-3” のテキストファイルへの変換プログラムとXYプロッタへの出力例を示した。