山形県白鷹町は, 人口1万8千人ほどの小さな町であるが, 全国に先駆けてテレワークセンターを建設するなど, 地域情報化の推進に力を入れている。この地域情報化に先鞭をつけたのが, 町が95%出損している第3セクター「アルカディア財団」の情報開発部門である。財団では, 国際通信回線を利用したモンゴル・日本語の相互翻訳を行う国際テレワーク事業, インターネットによる情報発信事業, 農地管理および水路管理のための地図情報システムの開発, 受注など, さまざまな事業に取組んでいる。
以上, テレワークセンターの現状と課題財団の主なテレワーク事業の取組み状況などを紹介する。