産学連携学
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特集 連携による地域課題解決の取組み
地方自治体と大学の“連繋 (れんけい)”による地域ブランド創造・地方創生事業
~塩尻市と信州大学の15年間の軌跡と未来~
林 靖人山田 崇大島 正幸
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2020 年 16 巻 2 号 p. 2_20-2_28

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抄録

信州大学と塩尻市は,2004年に地域ブランドに関する研究会を発足し,2005年より共同研究として地域ブランド戦略・アクションプランを構築・実践してきた.2015年からは新たに地域ブランド創造事業とコミュニティ・エンゲージド・ラーニングによる地方創生を推進している.この間,我が国は,人口増から人口減に転じ,地域・社会の様態,行政・企業・大学などの各主体を取り巻く環境・考え方も変化している.本稿では,15年以上に及ぶ取り組みを改めてふり返り,その取り組みが地域にもたらしたこと,将来の地域に向けて考えるべきことを考察する.

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© 2020 特定非営利活動法人 産学連携学会
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