2024 年 20 巻 2 号 p. 2_9-2_15
農林水産物の輸出促進研究開発プラットフォーム@九州・沖縄におけるコーディネートユニットは,参画する大学のURA等の研究支援者で構成されている.コーディネートユニットでは,設立当時より参画企業等から農林水産物の輸出における課題抽出を行ってきた.「知」の集積と活用の場産学官連携協議会事業の第2期の開始となる2021年度から,新たな研究開発に向け,プラットフォーム事務局により参画企業等へのヒアリングとアンケートを実施,情報提供とマッチングの場を「きゅうおきキャラバン」として企画し,各大学の研究シーズと人的ネットワークを活用して社会課題解決に向けた研究開発コンソーシアムの構築を目指すこととした.
抽出された農産物輸出における大きな課題の一つが,2019年度から南九州を中心に猛威を振るっているサツマイモ基腐病への対策であった.宮崎大学では,2019年度から当該分野の研究が開始されていたこともあり,本テーマは宮崎大学が主となり,サツマイモ基腐病対策研究会として実施,競争的資金の獲得に至ることができた.