日本看護研究学会雑誌
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脳卒中リハビリテーション看護認定看護師の看護活動の実際
山本 直美登喜 和江杉浦 圭子日坂 ゆかり山居 輝美岩佐 美香
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論文ID: 20191212075

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抄録

目的:本研究は,脳卒中リハビリテーション看護認定看護師の看護活動の実際を明らかにすることを目的とした。
方法:質的記述的研究である。認定看護師8名に半構造化面接を行い,質的な内容分析を行った。
結果:看護活動は,8カテゴリ,30サブカテゴリ,429コードであった。カテゴリは,“看護の質保障に向けた省察と主導的実践”“専門的な臨床判断に基づいたベッドサイドケア”“多職種連携協働の円滑化を図る組織横断的看護実践活動” “病院内外の学習ニーズに応える教育的活動”“脳卒中患者の生活全体を尊重した看護観の表出” “脳卒中患者への継続看護活動の推進”“看護管理者と認定看護師役割の付与に伴う活動のマネジメント”“認定看護師としての役割意識に基づいた研究・学習”であった。
考察:本研究で抽出された看護活動は脳卒中の疾患特性を反映し,療養生活全過程を見据えた生活行動機能活性への多面的な活動と考えられた。

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