日本口腔内科学会雑誌
Online ISSN : 2186-6155
Print ISSN : 2186-6147
ISSN-L : 2186-6147
症例報告
インフルエンザ治療薬により口腔内に多数の膿疱を生じた急性汎発性発疹性膿疱症の1例
廣嶋 一哉笠松 厚志福嶋 玲雄吉村 周作坂本 洋右椎葉 正史鵜澤 一弘丹沢 秀樹
著者情報
ジャーナル フリー

2016 年 22 巻 1 号 p. 13-18

詳細
抄録
急性汎発性発疹性膿疱症 (AGEP) は重症薬疹の1つであり,出血を伴わない膿疱性皮疹や高熱を認めることが特徴である。患者は29歳女性でインフルエンザBに対し抗インフルエンザ薬を内服後,全身および口腔内に高熱を伴う皮疹が出現した。病歴,臨床所見,血液検査の結果から感染所見がないため,AGEPと診断された。症状は内服薬の中止および皮疹部と口腔内発疹部にステロイド軟膏を塗布し改善した。退院後も再発等なく経過している。
著者関連情報
© 2016 日本口腔内科学会
前の記事 次の記事
feedback
Top