抄録
プレガバリンが有効であった硬膜穿刺後頭痛(postdural puncture headache:PDPH)の3症例を経験した.症例は40~50歳代の女性であり,硬膜外麻酔施行時に1例では髄液の逆流,他の2例ではparesthesiaがみられた.術翌日から頭痛が出現し,術後3日目からプレガバリン75 mg/日の内服を開始した.頭痛の程度はプレガバリン150 mg/日で改善が認められた.PDPHの治療法として従来の補液,薬物療法,硬膜外自己血パッチに加え,プレガバリン150 mg/日は有用と考えられる.