静脈経腸栄養
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特集:地域連携におけるNSTの役割 ~診療報酬との関連~
ホームNST・サークルNSTにおける地域密着病院の役割
藤井 真
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2009 年 24 巻 4 号 p. 903-907

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抄録
南大和病院は2001年にNSTを立ち上げ、現在まで8年間稼動してきている。2004年頃より、病院外での栄養管理の必要性を感じ、ホームNST、サークルNSTへの取り組みを始めた。ホームNST・サークルNSTにおいては、病院から施設へ、施設から在宅へと生活の場が移り変わっても、一連して適切な栄養管理が継続できるように、家族も含め、患者に関わるすべてのスタッフが共通の概念をもち、情報を共有していくことが栄養療法継続の上で重要である。そのためには情報を共有するための媒体の作成が急務となっており、地域密着病院の果たすべき役割は大きい。
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© 2009 日本静脈経腸栄養学会
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