2023 年 58 巻 4 号 p. 588-590
ロシアのウクライナ侵攻,気候変動,COVID-19などで,明るい未来を描くのが難しい時代である.私たちは持続可能な世界を,知恵を働かせ精力的に探求する必要がある.この学会は「いのちとヒトの社会に深く関わり,母子と国民の福祉と医療の発展を目指す」学会である.前身の日本新生児学会の第1回学術集会は1965年7月に東京大学小児科の高津忠夫教授を会長として開催された.この第58回学術集会はテーマを「大容量情報時代の世界といのち」とし,「持続可能な世界の探究」と「いのちへの感謝の再確認」をサブテーマとした.