日本小児外科学会雑誌
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犬を用いた長期経中心静脈栄養施行法の一工夫
大橋 映介陳 維昭
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1976 年 12 巻 2 号 p. 315-318

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抄録

犬における経中心静脈輸液を行う実験法はいろいろあるが, 主に使用されているのは大体次ぎの2種類があげられる.一つはいわゆるpavlov架或いはこれと類似した固定台を用いて, 犬は完全に固定されている状態で輸液を行う.他はharnessを使用して, カテーテルを犬の体に固定する方法であり, 犬の運動はある程度許される.われわれは1972年以来自分達が考案した固定方法を用いて, 現在まで20頭以上の犬に応用し, 満足な結果を得, 実用, 且つ経済的な方法と思われるので, 報告する.

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© 1976 特定非営利活動法人 日本小児外科学会

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