2025 年 3 巻 1 号 p. 91-96
【目的】女子中学生における月経状況と運動習慣,傷害の状況を調査し,理学療法士による学校保健領域での傷害予防介入の一助とすること。
【方法】中学2年生204名に対し,過去1年間の傷害経験,運動習慣の有無と運動種目,月経に関するアンケート調査を実施した。
【結果】中学2年生4月時点で初経発来があったのは144名(70 %),未発来は34名(17 %)であった。初経未発来群は,発来群と比較して体重と体格指数が有意に小さかった。初経発来状況と運動習慣,初経発来状況と傷害の関係は認めなかったが,月経状況については一部運動種目で月経周期異常や未発来の割合が多くなっていた。
【結論】学校保健において女子中学生を対象とする際は,各所と連携しながら運動実施状況や月経状況などを把握に努める必要がある。