独立行政法人国立病院機構刀根山病院呼吸器外科
2004 年 26 巻 5 号 p. 420-424
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縦隔鏡と胸腔鏡の共同使用は,その安全性が報告されているが,汎用されていない.肺癌の病理学的診断はできうる限り正確になされるべきであり,(1)縦隔と胸腔両方に病変が存在する場合,(2)腫瘍マーカーが高値で,画像診断から判断した臨床病期よりも病理病期が進行している可能性が高い症例や(3)術前導入療法を施行した肺癌がこの方法の良い適応と考えられる.縦隔鏡と胸腔鏡の共同使用適応の理論的根拠とその方法について概説した.
日本気管支研究会会報
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