日本緑化工学会誌
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技術報告
自然公園区域における既存林修復の可能性実験(I)-埋土種子ポテンシャル実験-
上田 徹高 政鉉笹木 義雄森本 幸裕
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2004 年 30 巻 1 号 p. 257-260

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抄録

ミティゲーションが求められている自然公園区域内の造成予定地において,改変に伴うインパクトを最大限緩和, 矯正する必要から,埋土種子緑化手法による既存林修復の可能性を探る実験を行った。今回報告する埋土種子ポテンシャル実験では,1年間現地で保管した表土は,採り播きに比べて約30 %出現種数が減少し,当緑化の最大の課題である採取表土の保管の難易性をあらためて認識することとなった。

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© 2004 日本緑化工学会
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