抄録
高速道路休養施設における緑地空間が利用者の運転によるストレスを緩和する効果について,生理的指標(唾液アミラーゼ)および心理的指標(SD法による印象評価)から検証を試みた。その結果,高速道路休養施設(SA)の建物内での休憩も,屋外のハーブ園での休憩もどちらも休憩によりストレスは緩和されたが,休憩後,運転を再開した際のストレスの上昇がハーブ園での休憩を行った場合の法が建物内での休憩よりも緩やかになることがわかった。また,このことは心理的指標であるSD法の結果からも言え,屋外の庭園における休憩時の心理的評価が屋内での休憩よりも高い評価を得られた。よって,SAのハーブ園や庭園における休憩は,屋内での休憩よりもさらに運転者の心と体をリラックスさせることが示唆された。