日本緑化工学会誌
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技術報告
資源循環型緑化工法と苗木植栽工を組合わせた法面樹林化実験の追跡調査
北山 敬三山田 守
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2008 年 34 巻 1 号 p. 199-202

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抄録
近年,法面緑化工では,現地で発生する伐採木の有効利用(生チップ利用)を図る資源循環型緑化工(リサイクル緑化工法)のニーズが高まっている。一方,地球規模の環境問題に対応するために,生物多様性保全,二酸化炭素の固定などに配慮した在来種による法面樹林化の期待も大きい。本報告は,未分解のチップを利用することが可能なSEGサンソイル工法に苗木植栽工を組合わせた樹林化実験に関するものである。SEGサンソイル工法における苗木の生存率,樹高成長は,従来の有機質系植生基材と同等であった。資源循環型緑化工(リサイクル緑化工法)における生物多様性緑化対策として,苗木植栽工も有効な手法であることが示唆された。
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© 2008 日本緑化工学会
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