日本緑化工学会誌
Online ISSN : 1884-3670
Print ISSN : 0916-7439
ISSN-L : 0916-7439
技術報告
在来野草等を導入したシバムギ草地およびイネ科牧草法面における植生の遷移(その2)
入山 義久高山 光男橋爪  健村岡 哲郎
著者情報
ジャーナル フリー

2008 年 34 巻 1 号 p. 219-222

詳細
抄録
前報に続き,外来植物防除試験の3年目の調査を行った。シバムギ草地中に,育苗した牧草と在来野草を定植して競合力を検討した結果,牧草ではオーチャードグラスおよびアルファルファ,在来野草ではエゾヨモギおよびセンダイハギの被度が高まり,シバムギの被度が低下したことから,これら4種をシバムギに競合できるカバープランツの有望種として選定した。他方,オーチャードグラスが主体のイネ科牧草法面において,在来野草を播種して自然植生への回復を検討した結果,エゾヨモギ,オトコヨモギ,ノコギリソウの被度が高まったことから,これら3種を有望種として選定した。またその導入種の定着を促す技術として,播種前のグリホサート剤散布,翌年以降のフルアジホップP剤散布の組合せが有効であった。
著者関連情報
© 2008 日本緑化工学会
前の記事 次の記事
feedback
Top