日本緑化工学会誌
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特集
特集「海岸林再生の現状と課題」
日本緑化工学会平成 26年度シンポジウム「海岸林再生の現状と課題」の概要
阿部 和時大藪 崇司吉崎 真司田中 賢治
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2015 年 41 巻 2 号 p. 331

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抄録
2011年 3月 11日に発生した巨大地震によって千年に 1度の確率と言われる大津波が発生し,太平洋沿岸の海岸林に未曾有の被害をもたらしました。多くの海岸林が被害を受けた後で様々な検証がなされ,改めて津波抑制効果や飛砂防止効果,漂流物捕捉効果,防風抑制効果,景観効果などの海岸林が有する役割の大切さが再認識されるようになりました。現在,被災した東北沿岸の各地では海岸林の再生が進んでいます。そこでの基本的考えは,植栽盛土地盤を造成し,鉛直根が発達して津波や強風などの強い外力にも耐えられる海岸林を再生することです。日本緑化工学会では,海岸林での植栽盛土地盤に関するこれまでの実績や研究成果,さらに現在進行中の東北各地での海岸林再生の現状と課題について緑化工学の研究者・技術者と行政担当者,計 7名から話題提供をしていただき,さらに発表後の総合討論により共通認識を深めることを目的としてこのシンポジウム開催しました。また,シンポジウムの内容を多くの学会員の方々に提供するため各講演者から講演内容を記事にしていただき,この特集として掲載いたしました。
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