既往研究より芝生地における歩行は,コンクリート板に比べてポジティブな印象をもつことや足裏への負荷が分散されたことなどが報告されており,リハビリテーションや運動の場としても期待できる。また,近年人工芝の利用も増えているが,それらを利用した際の体への負荷についてはほとんど調べられていない。そこで,本研究では天然芝および人工芝を歩行した際の歩行者への生理・心理的効果の違いを明らかにすることを目的とした。対照区としてウッドデッキ上を歩いた場合と比較した結果,天然芝では足底圧の瞬間衝撃度が小さいこと,人工芝では足底圧の平均圧が分散されることなど,それぞれの特徴が異なることがわかった。