日本家畜臨床学会誌
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時間差分解蛍光免疫測定法によって測定した牛LHサージおよび排卵前後における血中インヒビンサブユニットα濃度変化
三浦 弘小池 正充加藤 航菊池 元宏長谷川 喜久大浪 洋二
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2002 年 25 巻 1 号 p. 23-26

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抄録
抗牛インヒビンαサブユニット抗体を用いた時間分解蛍光免疫測定法を用いて正常雌牛のLHサージから排卵後約24時間までの血中インヒビンαサブユニット濃度の変化を測定した。その結果、3例について排卵確認後にインヒビン濃度が十数時間にわたって上昇する傾向が見られ、4例については排卵しても特に一定の傾向を示さなかった。これは排卵によって卵胞液中のインヒビンが血中に吸収されるためであると考えられる。
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