抄録
日本語教育プログラム(JLP)で実施した「JLP川柳コンテスト」の概要を報告する。川柳は江戸時代から続く日本文学で、短い17音に凝縮した思いを込められること、同じ短詩型文学である俳句よりも自由度が高いこと、そして、辛いこともユーモアに変え詠むという特徴がある。開催1回目となる本年度は、コロナ禍で困難な状況の中での留学となった
ため、学生達がどのように感じているのか表現してもらうことを目的として、テーマを「コロナ」とした。以下、「JLP川柳コンテスト」の実施概要と応募作品、入賞作品を報告する。