地すべり
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放射集水井工の開発の歴史と施工例について
布施 弘八木 良征
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1974 年 11 巻 2 号 p. 15-20

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抄録
放射集水井工は昭和30年に開発された。そして現在では, 新潟県砂防課の主要な地すべり防止工法のひとつになっている。この放射集水井工の本体である井筒の材料について, その開発の歴史をのべている。また, 昭和30年に最初の井筒を施工したときに起きた事故についてもふれている。そしてこの事故を教訓としながら, 昭和45年には組立式の井筒を開発してきた。
放射集水井工の施工例としては沖見地すべり地 (東頸城郡牧村) で施工した組立式井筒についてのべている。
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© 社団法人日本地すべり学会
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