地すべり
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地下水面でのすベリとその発生機構―I
地下水面でのすべりのモデル実験
佐々 恭二武居 有恒
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1979 年 16 巻 2 号 p. 1-8

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抄録
砂質斜面の崩壊には安定な基岩等の上面ですべる場合と均質な堆積層 (風化層) 内ですべる場合がある。前者はモール・クーロン式から説明できるが、後者は困難である。そこで田中はパイピング現象による地下水面に沿った砂の流出とセン断強度の低下が均質な砂層内の地下水面でのすべりを引起すとの説明を行った。
筆者等はパイピング現象は地下水面でのすべりを促進する重要な要素であるが、均質な砂層内のすべりめ全てをパイピング現象で説明することはできないのではないかと考えた。そこで地下水面を斜面に平行に上昇させるモデル実験を行ったところ, パイピング現象なしに地下水面でのすべりが生じるのをくり返し観察した。この実験結果は以前にも報告したが, 今回ベーンテストによる砂質土の原位置セン断強度測定め解釈を行い, モデル砂層内でのセン断強度測定結果に基づいて地下水面でのすべりの説明を行ったので, これを機に実験条件, 実験方法, 崩壊状況をより詳細に述べると共に斜面勾配を変化させた場合, 乾燥密度が高い場合の実験結果も附記したものである。
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© 社団法人日本地すべり学会
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