地すべり
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地すべり危険度の土質による判定方法について
新潟県の地すべりを例として
岩永 伸
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1985 年 22 巻 2 号 p. 22-25_1

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抄録
筆者は地すべりの運動形式が地すべり, 物質の物性のうち2μ以下の粘土含有量 (CF) に強く影響されていることに着目し, CFの分布によって地すべり危険度が予測できることを明らかにした。また, 泥質岩分布地での最もすべりやすい条件は, 地すべり粘土のせん断強度が残留強度に達し, 地表まで地下水が飽和した場合であると考えて, この場合の安全率と臨界傾斜を求めた。この結果によると, 上記のCFの分布によって危険地とされたころでは安全率が低く, 臨界傾斜と地表傾斜との差も大きいことがわかった。
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© 社団法人日本地すべり学会
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