地すべり
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5万分の1地すべり地形分布図を用いた地すべり地形解析
森脇 寛八反地 剛
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2002 年 39 巻 2 号 p. 244-252

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抄録
地すべり地形分布図 (1: 50, 000) を利用して, 地質 (第四紀火山岩, 第三紀層, 結晶片岩) の異なる3つの地域について, 地すべり発生場および地すべり移動体の特性に関する地形解析を試みた。第三紀層地域や結晶片岩地域では地すべり発生数および移動方向とも地質構造が影響していることがわかった。3地域とも地すべり移動体は発生域に比べて, 長さが大きく幅が小さいという傾向が見られた。いずれの地域でも, 地すべり崩土の流動性を示す等価摩擦係数H/L (H: 最大流下高, L: 最大流下水平距離) は, 発生域の斜面勾配と比例関係にあることが明らかとなった。また, 地すべり移動体の変動量の値から判断すると, ほとんどの地すべりは前兆段階を終えてせん断破壊を生じ, 滑動したことが判明した。本解析によって得られた地すべりの形状変化や流動性などの変動特性は, 地すべりによる被災域の予測に供することができる。
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© 社団法人日本地すべり学会
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