抄録
地域の限られた保健医療福祉資源において,社会の高齢化に伴い急激にニーズが高まる福祉(介護)サービスに対応しながら,住民の健康で幸せな生活を守っていくために,地域保健・医療・福祉包括ケアシステムの構築とその円滑な運用がますます重要になってくると考えられる。特に,今後の地域保健・医療・福祉包括ケアシステムを支える基盤として,在宅医療体制の整備と保健医療福祉関連施設との連携がさらに重要になってくると考えられる。そこで,本研究では,平成25年1月に豊田加茂医師会の医師を対象に実施した「豊田加茂医師会会員の意識実態調査」結果をもとに,地域包括ケアシステムにおける在宅医療および保健医療福祉関連施設との現状と医師の意識実態について考察する。