サステナビリティは近年の重要な関心事であるとともに,包括的な概念である。デスティネーション・マーケティングにおいても重要なキーワードとされている。だが,その具体的な視点は論者によってさまざまで混乱している。本研究では,マーケティングの立場から,サステナビリティおよび類似概念を整理した。それにより,デスティネーション・マーケティングが実務レベルで目指すべきことは強いブランド構築で,それには競争優位性の確立と持続化が必要だが,実際にはその実行が容易ではないことを長崎県波佐見町の取り組みから考察した。