抄録
少子高齢社会をむかえ, より効率的で効果的な介護サービス提供システムの構築が急務となってきた。そこで, 先行研究において, 「トヨタ生産方式」 を活用した革新的な介護サービス提供方式として 「トヨタ介護方式 (仮称)」 を提唱した。続いて本論文では, この 「トヨタ介護方式」 における評価システムに着目し, 評価視点および評価尺度の体系化を試みる。さらに, 本研究において体系化した評価システムの活用事例として, インターネットを活用したケアカンファレンス支援システムの提案ならびに考察を行う。