日本経営診断学会全国大会予稿集
日本経営診断学会第43回全国大会
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大学院生報告
「活動基準原価計算による活動評価」
*トルヒナ ヴェラ
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p. 199-202

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抄録

グローバル化経済では、企業の間で、厳しい競争がある。この状況で、原価の削減対策を取る必要性が発生する。伝統的な原価計算では、間接費の配賦の問題がある。企業は、遂行されている活動を通して、目的を達成する。活動基準原価計算は、活動を通して、原価が生じている過程を明らかにする。これは、ターニー(P.B.B.Turney)のモデルでは明示されている。活動評価のため、コストドライバー・レートが用いられる。コスト・ドライバーとコストドライバー・レートは、将来の原価対象に対して意思決定を取るのに、大きい役割を果たす。活動基準原価計算は、正しい活動評価を可能にする。それは、相応し情報を提供して、正しい意思決定に役立つ。

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© 2010 日本経営診断学会
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