経営哲学
Online ISSN : 2436-2271
Print ISSN : 1884-3476
特集 サステナビリティと経営哲学
機構改革から精神の改革へ ― コーポレート・ガバナンスの新次元 ―
小松 章
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2022 年 18 巻 2 号 p. 69-74

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抄録

日本企業では今なおコーポレート・ガバナンス改革の必要性が叫ばれている。しかし、労使の生産共同体的な企業観に立脚する日本企業に、株主利益を第一義とする米英の営利的な企業観に立脚したガバナンス機構を導入した結果、従業員の地位は著しく毀損された。日本企業は、米欧のモデルに倣う建前だけの形式的な機構改革をやめ、本音の生産共同体的な企業観に回帰して、これからのグローバル競争に立ち向かうべきである。

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