山口大学
2016 年 28 巻 1 号 p. 43-47
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本稿においては、先進国の製造業者による途上国への直接投資が実現するための諸要因のうち、インフラ整備効果について考察した。カンボジアのケースでは、1)工業団地の整備が必要条件であり、2)プノンペン市とシハヌークビル港を結ぶ国道4号線、プノンペン市とタイ東北部を結ぶ国道5号線の整備が重要であり、3)カンボジアと隣国タイ、ベトナムとの国境地域の整備が奏功したことが明確になった。
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