2016 年 22 巻 1 号 p. 75-89
三和中央病院のデイケアでは、精神疾患患者(統合失調症、うつ病など)に対しQOLの向上や患者のリカバリーを目的に、内観的認知療法(Naikan-Based Cognitive Therapy:NBCT)プログラムを開発した。NBCTプログラムをデイケアで実施後にSUBI、QOLの調査を行い、その有用性について検証をおこなった結果、心の健康度、生活の質の向上が示された。NBCTプログラムは、患者の自己対処技能を獲得、維持、向上させ、さらに自尊心を自覚し、疾病を持ちながらも生活の質の向上に寄与できるリカバリー志向のプログラムであると考えられた。