2014 年 8 巻 5 号 p. 285-288
要旨: 【目的】今回我々は,脳血管内治療における3D ワークステーションの微細な術中操作を目的として,ワイヤレスマウスを活用したため報告する.【症例】2013 年8 月から2014 年6 月までの脳血管内治療連続70 例を対象とした.3Dワークステーション専用コンピュータにワイヤレスマウスレシーバーを接続,ワイヤレスマウスを用いてテーブルサイドで3D ワークステーションの術中操作を行った.本法により,テーブルサイドでも操作室のコンソールと同様に,3D ワークステーションの微細な術中操作が可能であった.【結論】本法は,脳血管内治療を効率的に行う一助となると考えられた.