著者所属:京都大学医学部公衆衛生学教室 京都大学医学部公衆衛生学教室 日本専売公社茨木工場診療所 日本専売公社京都病院整形外科
1965 年 7 巻 5 号 p. 315-324
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1. 京阪間の某大工場の従業員の間に発生している膝関節痛の原因に関して調査し,通勤負荷の多少と膝関節痛の発生率が相関することを見出した。 2. さらに京都市内の四つの大学の女子学生について調査した結果,全く労働負荷のない女子学生においても膝関節痛が存在し,かつ,それは通学負荷と関連性を有することを認めた。 3. 以上の調査結果および他工場についての考察から,調査工場における関節痛の発生には通勤負荷の過重が主要な一因をなしていると考える。
Journal of Occupational Health
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