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科学技術指標の開発について-体系化と今後の課題-
井上 弘
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1988 年 31 巻 7 号 p. 608-617

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抄録
科学技術活動の推進に課せられた一つの大きな課題は, 限られた資源をいかに経済的・社会的に有効利用していくかということであり, 時代の要請に対応した資源配分の適性化を図ることである。そのためには, 科学技術活動を様々な視点から把握し, その計量化を行う必要がある。この計量化されたものを科学技術指標と言い, このような指標を作成するに当たっては, 科学技術活動を体系的にとらえることが重要であり, 体系に沿った指標選定を行うことにより, 科学技術活動の現状をバランスよく把握することができる。科学技術指標としてここでは約100項目を選定したが, 現時点では基となるデータ等の制約から20項目ほどが作成されている。
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© Japan Science and Technology Agency 1988
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