2002 年 45 巻 6 号 p. 411-419
日本ガイシ(株)における研究開発について,特に情報という観点から紹介した。研究開発を効率的,効果的に行って成果を出すために情報の果たす役割は大きく,中でも技術情報を継続して収集すること,それらを知識に集約すること,および統合化された知識を共有し,利用することが重要である。研究開発の企画,管理においては情報のデータベース化,一元化とその活用に,研究開発を推進するにあたっては情報の収集,知識への集約と利用に,さらにより良い情報提供を目指した研究開発支援システムの構築に取り組んできた。