国立身体障害者リハビリテーションセンター病院 眼科
1990 年 18 巻 p. 204-210
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近見補助具の処方に際し,我々は独自の近見視力表および評価表を作成,活用しているので報告する.患者が希望する最も主要な情報源は「新聞」であった.そこで,新聞の活字の大きさを基準にした「近見視力表」を作成し,そこで得た算定倍率をもとにし,合わせて「評価表」を用いて実際の新聞等を読むのに必要な補助具の選定を行った.それらを使用することにより従来より処方の手順が簡素化された.又,低視力者の多くは適切な光学的補助具を使用することにより「読み・書き」の手段が再び得られることを経験した.
日本視能訓練士協会会報
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