日本オフィス学会誌
Online ISSN : 2760-7240
Print ISSN : 2760-7097
研究論文
大学キャンパスにおける学生の行動を示す言葉の体系化に関する基礎的研究
ワークプレイスとしての大学キャンパス・プログラミングのために
松本 裕司石山 希大野 愛莉岡田 真幸岩崎 太子郎大川 徹
著者情報
ジャーナル フリー

2021 年 13 巻 2 号 p. 16-24

詳細
抄録

 本稿は、大学キャンパスを広義のワークプレイスと捉え、多様な学生の行動を収集し体系化している。オフィスでのABWのコンセプトと同様に、大学でも学生の行動をベースとした空間づくりの需要が高まっている。しかし、我々が先行研究で示したオフィス行動分類のように、学生行動の全体像を整理した研究は見当たらない。このことは、主に計画段階で実施されるアンケート調査や行動観察調査、インタビュー調査、ディスカッションなどでの全体像の把握を困難にしている。そこで、本研究では、1)インタビュー調査と行動観察から広く学生の行動を収集した上で、2)大分類と中・小分類を得るための2回のグルーピング実験を実施し、3)階層型クラスター分析の結果をもとに分類表を作成した。これにより、多種多様な大学行動の全体像を捉え、大学キャンパスづくりに資する知見を得た。

著者関連情報
© 2021 一般社団法人 日本オフィス学会
次の記事
feedback
Top