2013 年 5 巻 1 号 p. 66-71
本稿は、日本と比較した海外のパーソナル・ファブリケーションのための「ものづくり共同利用施設」の特徴を明らかにすることを目的として、アメリカおよびオランダの5施設について、現地視察および運営者へのヒアリング調査を行った結果について報告するものである。
日本にある施設は、機材の種類も少なく趣味としてのものづくりにとどまっている傾向があるが、アメリカ、オランダの同様の施設では地域的な活動や社会問題の解決策として施設の存在が検討されており、施設の独立した運営により積極的に機材を導入し、利用者への基礎的なレクチャも行っていることが分かった。