日本オフィス学会誌
Online ISSN : 2760-7240
Print ISSN : 2760-7097
研究論文
受付・案内ロボットに対する成年男子の対面距離に関する研究
―空間と速度、形状を要因としたケーススタディ―
小川 良平渡邊 朗子
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2014 年 6 巻 2 号 p. 20-28

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抄録

 近年、ロボット技術は発展し産業用ロボットだけでなくお掃除ロボットやコミュニケーションロボット、介護用ロボットといったサービス分野にも広がっている。既に受付・案内ロボットを導入しロボットが人の代わりに受付を行っているオフィスも増えてきている。現状としてロボットの構造的研究や「安全な距離」等の研究は行われているものの人間への心理的距離の研究は少ない。

 本研究では、まだ研究の少ない受付・案内ロボットに対する心理的距離に着目し成年男子を対象としたオフィスの受付空間における人間とロボットとの接近限界距離の実験を行った。得られた実験結果の分析から、対面距離に「空間の大きさ」「ロボットの速度」「ロボットが持つ表情・音声」の順に大きく影響を与えていることが明らかになった。特に「ロボットの速度」では速度が速くなるほど、「空間の大きさ」は空間が大きくなるほど対面距離への影響が大きくなる事などが分かった。

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© 2014 一般社団法人 日本オフィス学会
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