少子高齢化と生産年齢人口の減少が進む我が国において、仕事での知的生産性の向上が求められる。現代では個人での仕事だけでなく、複数人のグループによる仕事も増加している。同じ空間にいる他のメンバーと共同で作業を行うにはコミュニケーションによる意見の交換が不可欠である。本稿では環境を構成する要素として色彩に着目し、4色の異なるブース空間において知的活動実験を実施した。実験では複数人による会話形式の実験を実施すると同時に、被験者の脳血流を計測することにより、知的活動中の脳の動きを可視化し、どの色彩環境が複数人での知識創造活動を活性化させるのかを明らかにした。